八郎湖再生を目指して活動する特定非営利活動法人はちろうプロジェクト

八郎湖は地域の宝です！

　かつて琵琶湖に次いで日本第2の面積を誇った八郎潟。 干拓事業によって、その8割が陸地となり、残された八郎湖は水質悪化やアオコなどに悩まされています。 湖と住民のつながりも希薄になり、潟の魚を食べる食文化は衰え、漁業や佃煮産業は衰退し、子どもたちが潟や川で遊ぶ姿を見ることもなくなりました。

　多くの住民にとって八郎湖は自分とは関係のない「遠い湖」になってしまいました。

　そんな現状を何とかしたい。2000年頃から、そう願う流域の住民たちが立ち上がってさまざまな環境活動を行うようになりました。河川の水質調査、ブラックバスの駆除、ブナの植樹、ヨシ原の復活、環境学習、谷津田の復元、田んぼの生きもの調査などの活動が次々に生まれ、流域全体に「八郎湖の再生」という機運が高まってきました。 住民団体はつながり合って、「環八郎湖市民ネットワーク」を作り、その要として2010年に私たちのNPOが結成されました。
　私たちの願い、それは干拓前の八郎潟と同じように、八郎潟が民に愛され、みんなが「八郎湖は地域の宝です！」と胸を張って言ってくれるようになることです。 　 その日が来るまで、支援して下さる方々とがんばっていきます。

　　　　2018年3月30日

特定非営利活動法人　はちろうプロジェクト
役員一同

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